本校は、全寮制の私立中学・高等学校(全日制課程普通科)です。入学は随時受け付けており、不登校や中退者などの転入学・編入学も相談に応じています。

卒業生父母の声紹介

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卒 業
高校3年父母 東山洋一(仮名)
あっという間の6年間。二人の息子が高校卒業となります。
中学1年と未だ幼い長男は、都会の私立学校入学直後からいじめに会い半年で学校へ行けなくなり、不登校となりました。そこで、インターネットで探し『白根開善学校』を見つけ、2009年の夏休みが終わった頃、始めて白根開善学校を訪れました。まさか、こんな山奥に学校があるとは、正直驚きました。果たしてこのような環境で、大丈夫かと心配したことが思い出されます。
翌年、長男の代わりにいじめのターゲットとなってしまった次男が、都会の学校でいじめる生徒に対抗して問題を起こしてしまいました。
都会の学校は、やはり事なかれ主義で、いじめる側の生徒より、いじめられる側に問題があるので退学してくれとの事でありました。いじめる側は、学力優秀でいじめられる側より力があり、残すべきと者と判断したのでしょう。根本的な問題を解決することなく生徒の排除という形での解決です。私は、教育の放棄であると思いました。
許し難い事ではありますが、相手にする事に価値が無いと判断しました。
残念ながら、これが現代社会の現状なのだと感じた次第です。
一方、白根開善学校は正反対で様々な事件に対して1つずつ真剣に向き合い問題を解決しながら進んでいきます。6年間お世話になり、何度もこどもの問題行動を知らされる度に、『また問題を起こしてしまったか。』と心配させられましたが、その一つ一つが彼らの反省と、社会性向上に繋がっているものと、今感じています。
開善の集いで、3期生の卒業生が『父母の皆様、色々心配しないで下さい。開善の生徒は放っておいても勝手に立派に育ちますから。』と話していました。
後に、懇親会で話しましたが、彼曰く白根開善学校では、何処でもできないような濃厚な人間関係に関して経験をしているので、何処へ出ても人と上手くやっていく能力に自信があり、物事を考える力が備わっており、それが開善学校の卒業生だということでした。親として、大変心強い話でした。
息子達二人は、入学前と今現在を比べると、心身ともに大きく成長させて頂いたと感じています。
私自体も、この白根開善学校と係わり、様々な事を学びました。また、沢山の思い出も創る事ができ、大変有意義で楽しい父母会でありました。
このような学校で学ぶことができた子供達を私自身、羨ましく思います。
現役父母の皆様、そして先生及び職員の皆様、大変お世話になりました。ありがとうございました。
卒業生の皆様、卒業おめでとう。高校卒業がゴールではなく、これからが卒業生自身の社会へのスタートです。卒業してから自らの考えで未来に羽ばたいて下さい。
こどもがこの学校に来ることを決めたおかげで私達は、父母会に参加できました。一番お礼を言わなければならないのはこども達です。本当にありがとう。

 

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