スコットカメムシ

スコットカメムシ
カメムシ(半翅)目 カメムシ亜目 カメムシ科
Menida scotti

校内で、秋から冬にかけて最もよく見かける昆虫 。廊下や教室の床を歩いていたり、スノコの下や雑巾の裏に隠れたりするので、不注意で触ってしまうこともあり、悪臭害虫できらわれもの。
スコットカメムシはアジアに広く分布、日本では北海道と本州に分布し、山地に多く生息しています。人家にも侵入し、集団越冬します。
種名のスコットはイギリスのカメムシ学者、J.Scott博士が由来だそうでオシャレです。また群馬では、カメムシのことを「わくさ」と呼ぶそうです。
体長は約9~11mmで青銅色系の光沢があり、意外とキレイ。背面中央に白紋があり、翅が長く、先端は腹部よりも突き出しているのが特徴で、部屋が暖かくなると、室内を飛び回ることもあります。そんな時はハエたたきを振り回すのではなく、座敷箒にそっと留まらせて、外に逃がすか、ガムテープに貼りつけて丸めて捨てます。


Canon Macro Lens EF-S 35mm f/32 1/20秒 ISO-3200
※ISO-3200はさすがにノイズが目立つようです