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TEL. 0279-95-5311

〒377-1701 群馬県吾妻郡中之条町入山1-1

趣旨

 白根開善学校は、「人はみな善くなろうとしている。」という教育理念を基に、本吉修二(元東邦大学教授)学校長が、自らの理想教育を実践すべく、私財と寄付金をもとに1978年に創立した、父母立の中・高一貫教育(6年制)を実践している学校です。 それは、群馬県北西部、吾妻郡六合村の標高1200m、唐松林白樺の木々囲まれ、豊かな自然の中に立つ、生徒数約100人、教職員約40人の小さな学校です。
 私たち父母は、学校長の教育理念を理解し、この小さな学校を、そして子どもたちの健やかな成長を側面から全力でサポートすることを念頭に、学校との連絡を密にしながらも自主的に活動しています。

組織と活動

■父母会の組織
父母会の活動は、学年部、文化部、広報部を主体に行われます。学年部には全員が参加し、文化部または広報部のいずれかに参加することになっています。

(1)学年部
 学年部は、子どもたちのために学校と父母の意志をつなぐ最も身近で重要な役割を果たす組織です。その運営は主に各学年で選出された学年委員により行われ、学年委員は運営委員会のメンバーとして、父母会の活動方針を検討し決定事項を執行する役割を担っています。

・父母と学校及び父母同士の連携を図り、子供達を支援します。
・各学年ごとに連絡網を整備し、学校からの連絡事項などを全ての父母に伝わるよう連絡の徹底を図ります。
・父母が学校行事に参加しやすくなるような働きかけをし、サポートします。
・学年部会は多くの父母が意見交換をするための大切な部会です。学年委員の方を中心に皆様の思いや、意見、要望などを取り上げ議論し、窓口となって学校や運営委員会へ報告、提案をします。
・各学年委員より当該学年の各家庭へPCメール又は郵送にて運営委員会議事録(年6回)を送付します。
・学年ごとの父母研修・学年会・親睦会などの充実、また、学年の枠を越えた意見交換の場を設け、父母と学校との連携を深めるための努力をします。
・新入生、転入生父母へのガイダンス及び、サポートを行います。

(2)文化部
 生徒会主催の文化祭を中心に父母協賛の形で協力と支援を行なっています。また父母会後援会が主催して行われる講演会には、父母会も協力し開催のお手伝いをします。そして冬季には子供たちが生活している厳しい山の環境を体験するために冬の開善合宿を行います。

・文化祭の協賛について
 ¶文化祭の模擬店では、餅つき、ご飯もの・喫茶室、バザー等の企画、準備、運営を行います。その内容については年によって異なることもあります。
 ¶文化祭の準備会議を年3回程度開催します。
 ¶文化祭前日は準備のため関係者一同が前泊するとともに、父母会員の親睦を深めます。文化祭の収益金については、子供たちの学校生活に少しでも役立てられるように一部または全額を学校へ寄付します。
・講演会について
 父母会後援会が主催して行う講演会をお手伝いするために、後援会と準備会を年3回程度開き学校にも講師の選任をお願いします。
・冬の開善合宿について
 子供たちが生活している厳しい山の環境を、私たち父母も体験するとともに父母相互の親睦を深めるために冬の開善合宿を行います。

(3)広報部
 父母会活動状況をお知らせするために、父母会誌『白樺』と、父母会ホームページの維持改訂を行います。

・父母会誌「白樺」の発行について
年2回発行しますが、1冊の発行につき、広報部会を2回開きます。
 ¶1回目・・・編集方針を話し合い、分担を決めた後作業を始めます(原稿依頼等)。
 ¶2回目・・・分担作業を引き続き行ないます。寄せられた原稿を元にレイアウトなどを考えます。発注原稿の確認をした後、印刷を依頼します。

※ 主な会議場所は、都内の公共の場所を利用し、遠方の方もいろいろな形で学年の壁を越えた交流・情報交換をしながら、活躍しています。

※”白樺発行の意図”として本吉修二校長は次のように記述されています。
こうしてこの試みに集う親たちが、文字通り結集して、互に己をみつめ、互に力を合わせ、時に自信をぐらつかせる私を、親の力で支え励ましていこうではないか、そのためには自分たち親たちが心を一つにして信念を固め前進するしかないとの決意の下に、そのための情報交換と決意の断えざる再確認の場として、この「白樺」の発行ははじまった。私はこの厳しいが、心からなる激励で今日までの道を歩むことができた。
(平成13年7月31日発行 白樺75号 26ページより)

※『白樺』発行によせて
 父母会誌「白樺」は、白根開善学校が開校した翌年の1979年8月1日に創刊されました。
 開校当時の父母の最大の関心事は、学校が学校法人として認可され、存続していくことでした。父母の気掛かりはその進捗状況であり、また混沌とした状況の中で学習・生活していた子どもたちの様子でした。そのような状況の下、「白根開善学校の教育理念を側面から支えなくては」という父母の有志が集まって広報部が設置されました。そして、父母の関心事や子どもたちの様子についての情報提供、親が善くなるためのヒントや材料、学校に対する父母の支援体制の形成等々を目的として、広報誌「白樺」が発行されました。
 後に、子どもたちの様子に関する情報については、学校が各学期末に発行する「つばめ通信」に移行しました。以来『白樺』は父母間の意志の疎通を図り、交流を深めるための情報誌となり、先輩父母から後輩父母へと伝えられ、絶えることなく発行され続けてきました。
 しかしながら、子どもたちや学校環境をとりまく社会状況が変化するにつれて、私たち父母の関心事も開校当初とは異なったものになってきています。そのような中、私たちは父母立学校を標榜する白根開善学校の父母会誌として、創刊当時の信念を継承しつつ、さらに新しい時代を生き抜いていける『白樺』をこれからも発行していきたいと思います。 (2002年7月7日、白根開善学校父母会広報部)

=== 父母会組織図 ===


■父母会の活動
 白根開善学校の保護者(以下父母という。)は全員が参加し、会員相互の連絡と親睦を図りながら、学年部・文化部・広報部等の各部の活動を行っています。また、学校行事のスムーズな運営をサポートしながら、子どもたちへ暖かい声援を送り、その活躍を励ますとともに、生徒や教職員と一丸となって行事の成功に向かって活躍しています。
 各学年で行なわれる父母研修会は、毎年一度、一泊二日または二泊三日の日程で敷地内にある父母研修棟に宿泊し、白根の自然の懐に抱かれながら、朝の黙想・食事等を含めたプログラムを子供たちとともに実体験します。また、研修の中では、先生方との個別面談や懇親会、そして、学校長からの教育理念・教育方針等に関する研修、寮内の参観等を通して、子どもたちへの理解を一層深めるだけでなく、父母間相互の交流や教職員の方々との交流を深めることをねらいとしています。

バナースペース

白根開善学校父母会

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